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インテリア撮影のロケ場所選びはここがポイント

Posted by staff6 on 2022年12月5日
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インテリア(室内)撮影は「インテリア全体を撮る撮影」と「家具やカーテンといった単体の撮影」の2つが主になります。

どちらの撮影も室内空間のイメージや計画に合った場所をしっかり選ぶことでより良い写真の仕上がりが期待できます。

商品撮影や広告用の写真の場合はイメージの良い写真が売上に直結することもあります。おしゃれな場所やイメージに合ったハウススタジオを見つけてインテリア撮影を成功させましょう。

 

目次

撮影の内容をしっかり分析する

インテリア全体を撮るにせよ家具の単体撮影をするにせよ、まず重要なのはインテリアスタイルの分析です。

ナチュラルスタイル・北欧スタイル・アジアンスタイル・和風・カントリースタイルなどインテリアのスタイルを決定することでまとまった垢ぬけた絵つくりができます。

撮影したいイメージはどんなスタイルか調べておくとロケ場所が絞られてきます。

インテリアのスタイルを左右する重要な箇所をチェック

求めるインテリアのスタイルがわかれば、どんなロケ先があっているのか探しやすくなります。自然光スタジオ・ハウススタジオの中でチェックする点は広い面積を占める部分です。「壁」「床」「天井」そして窓枠などの装飾パーツです。

スタイリストやコーディネーターが自由にイメージ作りができるようにシンプルなスタイルにしているスタジオもありますがシンプルな分、インテリアスタイルを作り上げる小道具や大道具が余計に必要になることがあるのでご注意ください。

イメージを左右する部屋の大部分を占める床や壁

室内に使用されている床や壁、天井の色や素材によってインテリアのスタイルが変わります。どの素材がどんなイメージなのかを知っておくとスタジオが選びやすくなります。

ここでは代表的ないくつかをご紹介しましょう。



床素材
 フローリング

ナチュラル系 ダークブラン系で印象が変わります。大きめのカーペットやラグを引きこむことでイメージを変えることができます。洋風と、とらえがちですがナチュラルスタイルやカントリースタイル以外にも、和風、アジアンスタイルのインテリアにもあわせやすい色合いもあります。

床素材 Pタイル

柄が豊富な分、様々なインテリアスタイルにマッチする部屋感が作れる床材です。

ロケ場所の床のイメージをしっかり見極めましょう。柄のおとなしいPタイルはシンプルな部屋感を作るのにはもってこいです。

床素材 大理石や石

高級感を出したい時、モダンなスタイルを作りたい時にはおすすめです。

硬い印象になりますので、柔らかい素材の円ラグなど中和する素材の小物をつかってよりハイセンスなインテリアイメージを作ることのできる床材です。

映り込みが強いことがあるのでカメラマンは撮影時注意が必要です。

壁素材 壁紙

インテリアスタイルは大体の物をあわせることができます。複数のインテリアスタイルの撮影をしたい時にはおすすめです。

壁紙は日常の生活スタイルに近い感じになるので、シンプルな構成になります。いいところは引き立ちますが雑な部分が目立ってしまうとイマイチな仕上がりになることも。

丁寧な部屋つくりをしましょう。

壁素材 漆喰壁

暖かみのある漆喰壁はカントリースタイルやアメリカンスタイル、ナチュラルスタイルをより良く見せる素材として使えます。

和風やアジアンといった個性的なインテリアスタイルを目立たせるために、あえてシンプルで暖かみのある漆喰壁を選ぶという手法もあります。

壁素材 コンクリート壁・柄壁

個性的なインテリア感、モダンなスタイルにはピッタリです。エスニック、アジアン、和風のスタイルにもあわせると大胆で印象的な写真を撮ることができます

窓枠の色やデザイン素材サイズはどうなってる?

装飾部分の中で大きなものは窓枠です。窓枠の色やデザイン素材によって印象は大きく違ってきます。

 

サッシ

大半のスタジオはサッシ窓です。同じサッシでも色がシルバー、茶、黒、アイボリーといくつかあります。オーナーのこだわりやインテリアとの同調感などをチェックしておきましょう。標準的な高さの窓と規格を越えたサイズのものがあります。ロケハンにいく場合はメジャーで計測しておくと良いです。

 

木枠

木枠をはめこんだ窓枠はそれだけでお洒落でハイセンス。大きさは規格を外れたものがあるのでサイズに注意が必要です。既製品のカーテンがまったく合わない窓もあり、そもそもカーテンレールの取り付けができない窓が多く見られます。

 

カーテンを取り付ける場合はサイズがとても重要です。ロケハンの時にメジャーで窓枠の内寸と外寸、天井から床までの長さを計っておきましょう。図面がもらえる場合はあると便利です。ピン打ちやテープの使用が禁止されている場合はどうやってカーテンを吊るすか悩むところです。カメラ機材のスタンドやポールを上手く配置して乗り切りましょう。

 

水平垂直が取りずらい床もある

さてここまでは、写真に撮った際に見える話を書いてきました。そのほかに気を付けていただきたい点として水平垂直が取れるかという点があります。撮影のためだけに作られた自然光スタジオやハウススタジオの中には、水準を計らずに床を貼ってあったり、おしゃれな古材を使って作ったお部屋があります。家具を持ち込んで置いてもガタついて水平にならなかったりカメラを構えても何がまっすぐかわからないといった事象が起こることがあります。

水平垂直を取ることに時間を取られてしまうことがありますのでお気を付けください。そんな時には小銭入れのコインを家具の足裏に忍ばせるなど工夫して乗り切ってください

家具を撮影する場合は搬入経路は重要

インテリアの撮影の場合は荷物が多く大型トラックでの搬入をすることがあります。搬入経路はロケハン時に必ずチェックしておきましょう。

大型トラックが目の前まで来ているのにスタジオまで数メートルの所で足止めになってしまった。


駐車場のスペースがなくて荷物を抱えて運ばなければならなくなった。そんな事例もあります。ちょっと調べておくだけで撮影当日スムーズに行きますので気を付けておきましょう。

まとめ

インテリア撮影ではロケ場所選びがとても重要な事はわかっていただけた事でしょう。ただおしゃれなハウススタジオだからと選ばずしっかりチェックしロケに備えたいですね。

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執筆:森川ゆみ子

日本写真講師協会(JPIO)認定講師/写真家

個人事業主様、企業様の商品イメージの撮影、サロン撮影プロフィール撮影などと並行して企業研修や写真撮影セミナー、撮影に関するコンサルティングを行っている。

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