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撮影のための世界をつくる大規模セットや大型スタジオ企画の進め方

Posted by staff6 on 2024年7月4日
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ハウススタジオやレンタルスタジオを借りるきっかけのうちのひとつとして、大規模なセットや大型スタジオでの企画や撮影があります。

大きな案件では特に、最初のスタジオ選びは慎重にしておかないと写真や動画のクオリティが大きく変わってしまいます。しかし、多くの制作者が抱える共通の悩みは、どのようにしてスタジオ選びを実現するかという点です。このブログでは、そんな悩みを解消し、クオリティの高い制作へ導くためのステップを紹介します。

目次

大規模セットや大型スタジオを使う撮影での悩み

大規模なセットや大型スタジオでの撮影は、クオリティの高い映像や写真を撮るために非常に重要です。しかし、これらの撮影環境を利用する際には、さまざまな悩みや課題が生じることがあります。ここでは、プロの写真家や動画撮影カメラマン、クリエイティブディレクター、マーケティング担当者などが直面する主な悩みを5つ紹介します。

1. 予算の制約

大規模セットや大型スタジオを使う撮影で、ハウススタジオやレンタルスタジオを借りる場合、規模に伴って高額な費用が発生することになるでしょう。制作の中で予算の制約は大切で、企画立ち上げとともに試算や管理をスタートしてください。
セットを組み上げての撮影の場合は、1日レンタルではなく前後1日〜2日、場合によってはもっと長期間になることがあります。このような状況では、費用の効果的な配分が求められます。

複数のカットで同じセットを共有したり、低コストでレンタルできるオプションを探すことが大事になってきます。
また、事前に予算を明確にし、必要な経費をリストアップして計画的に進めることが重要です。

2. ロケーションの確保

理想的なロケーションを見つけることは簡単ではありません。特に人気のあるスタジオやロケーションは予約で埋まっていることが多く、撮影のスケジュール調整が困難になることがあります。できるだけ早い段階で複数の候補をリストアップし予定を押さえましょう。

3. セットの設営と撤去

大規模なセットを設営し撮影後に撤去する作業は、労力と時間を要します。設営や撤去にかかる時間が長引くと、実際の撮影時間が短縮されることもあります。筆者も設営に丸一日かかり、予定していた撮影時間が短くなった経験を何度かしています。
効率的な設営と撤去の方法を、施工担当者と事前に計画をしっかり立てましょう。

4. 技術的な問題

撮影中に照明や音響設備などの技術的な問題が発生することがあります。これにより、スムーズな撮影進行が妨げられることがあります。例えば、照明機器の故障により、予定通りの撮影ができなかった経験もあるでしょう。このような技術トラブルを防ぐためには、事前の機材チェックや予備機材の準備が重要です。

5. スケジュール調整の困難

撮影チームやモデルのスケジュール調整が難しく、撮影日程の確保が困難になることがあります。特に、多忙な演者やスタッフが集まるプロジェクトでは、全員のスケジュールを一致させる事が一筋縄ではいきません。

例えば、人気モデルのスケジュールが急に変更になり、撮影日が再調整されたケースもあります。スケジュール管理ツールなどを活用して、予定を共有し効果的に調整を行うことが重要です。

大規模なセットや大型スタジオでの撮影には多くの挑戦が伴いますが、これらの課題を克服するための方法や工夫を次章で紹介していきます。

大規模セットや大型スタジオ企画を成功させる工程

大規模なセットや大型スタジオでの撮影を成功させるためには、綿密な計画と準備が欠かせません。この章では企画を成功させるための具体的な工程を5つのステップに分けて紹介します。

ステップ1:予算計画の作成

まず、具体的な予算計画を作成することが重要です。予算内で最高の結果を出すために、必要な項目をリストアップし、費用の割り当てを明確にします。

具体例:エクセルシートを使って予算表を作成し、各項目にかかるコストを詳細に記入します。これにより、どこにどれだけの費用がかかるのかを把握し、無駄な出費を抑えることができます。

ステップ2:ロケーション探し

次に、理想的なロケーションを見つけるための調査をします。オンライン検索と現地視察を組み合わせて、最適な場所を選びます。

ロケハン時にチェックすべきポイントをリスト化し、現地での確認事項を明確にします。また、複数の候補地を比較検討し、最適なロケーションを選定します。

ステップ3:セット設営計画の立案


理想的なセットを設営するためには、詳細な設営計画を立てることが必要です。設営手順やスケジュールを事前に計画し現場では共有します。

具体例:設営手順書や設営マニュアルを作成し、全員が同じ手順で作業を進められるようにします。施工業者に依頼する場合は情報をできる限りオープンにしてもらいましょう。

ステップ4:準備の徹底


技術的なトラブルを防ぐためには、搬入前の機材チェックが欠かせません。すべての機材を事前にチェックし、必要な予備機材を準備します。

具体例:カメラや照明、音響設備の動作を確認します。機材チェックリストを作成し、必要な予備機材を準備しておくことで、トラブル発生時にも迅速に対応できる体制を整えます。


ステップ5:スケジュール管理とチームの調整


最後に、撮影チームやモデルのスケジュールを効率的に管理し、全員のスケジュールを調整します。クラウドベースのスケジュール管理ツールを活用するなど、スケジュールの共有と調整をスムーズにできるように準備していきます。

具体例:Googleカレンダーやその他のスケジュール管理ツールを使用し、撮影日程を全員と共有します。これにより、スケジュールのズレを防ぎ、全員が同じ目標に向かって準備を進めることができます。

これらのステップを踏むことで、大規模なセットや大型スタジオでの撮影を成功に導くことができます。次章では、さらに具体的で実践的なアドバイスを提供します。

大規模セットや大型スタジオ企画に対応するためにすぐにできること5選

大規模なセットや大型スタジオでの撮影を成功させるためには、事前の準備と効率的な対応が重要です。ここでは、すぐに実践できること5つを紹介します。

1. スタジオ見学

撮影前にスタジオを見学し、現地の状況を確認する。

具体例:見学時にチェックするポイントとして、スタジオの広さ、天井の高さ、照明設備、電源コンセントの位置などを確認します。また、スタッフとのコミュニケーションを通じて、柔軟な対応が可能かどうかを見極めます。チェックリストを持参して、見逃しがないようにすることが大切です。

2. 予算見直し

予算を再確認し、無駄な出費を削減する。

具体例:予算表のサンプルを作成し、各項目の費用を詳細に見直します。例えば、低コストで代替可能な項目や、複数のプロジェクトで共有できるリソースを洗い出します。具体的な数値を用いて、どこに削減の余地があるかを明確にします。

3. オンライン検索

インターネットでスタジオやセットの情報を収集する。

具体例:効果的な検索キーワードの例として、「ハウススタジオ レンタル 」「撮影用セット 東京(地名)」などを使用します。複数の検索エンジンやスタジオ検索サイトを活用し、リストアップしたスタジオの料金や設備を比較検討します。口コミやレビューも参考にし、利用者の評価を確認します。

4. 撮影リハーサル

撮影前に技術リハーサルを行い、トラブルを事前に防ぐ。

具体例:リハーサル時のチェックリストとして、照明機器や音響設備の動作確認、電源の安定性、カメラの設定などを確認します。予備機材の準備も忘れずに行い、トラブル発生時の対応策を練習しておくことが重要です。

5. スケジュールの共有

チーム全員とスケジュールを共有し、計画のズレを防ぐ。特に施工業者が入る場合は予定を知っておかないと大きな行き違いが起きてしまいます。しっかりと確認しておきましょう。

具体例:スケジュール共有ツールとして、Googleカレンダーやその他のクラウドベースのスケジュール管理ツールを使用します。これにより、全員が最新のスケジュールを確認でき、変更があった場合も迅速に対応できます。具体的なスケジュールの例を示し、全員で共有することで計画をスムーズに進行させます。

まとめ

大規模な撮影プロジェクトを成功させるためには、計画と準備がすべてです。このブログで紹介した方法を活用して、理想のセットやスタジオを実現してください。なお、ロケーション探しには「ハウスタ」も便利です。ご活用ください。

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執筆:森川ゆみ子

日本写真講師協会(JPIO)認定講師/写真家

個人事業主様、企業様の商品イメージの撮影、サロン撮影プロフィール撮影などと並行して企業研修や写真撮影セミナー、撮影に関するコンサルティングを行っている。

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