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ロケハンするならここをチェック!当日撮影が段取りよく行く5つのポイント

Posted by staff6 on 2022年12月5日
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おしゃれなハウススタジオ、かっこいい自然光スタジオ、つい見た感じで決めてしまうスタジオですがちょっと待って。

当日撮影がスムーズに段取りよく進行できるポイントを確認できているか、利用確定の前にチェックしてみましょう。
ロケに行く前に事前に下見をする事ができるスタジオの場合はなるべく現地まで出向いて見ておきたいポイントがあります。

目次

部屋の広さは充分にあるか

まずひとつめのポイントは部屋の広さ。図面だけで選んでいるようであれば、カメラの機材や撮影用の小物を置く場所があるかはチェックしておきましょう。

 

撮影用の荷物を運び込んだものの身動きが取れない・・・なんてことになると大変です。

 

スタジオの資料写真は広角レンズで撮影されていることがほとんどなので実際に現地へ出向くと資料よりも狭く感じることがあります。

 

玄関からスタジオに荷物を入れた時にどこへ何を置くのかは事前に考えておきましょう。
 

メイクルームや物置がある場合は使用は可能かどうか、確認を取っておきましょう。

荷物で動線を崩さずに撮影ができるかどうかはとても重要です。三脚をたてようと思ったら荷物だらけ~・・・だと撮影もできません。

 

想定よりもせまいけどおしゃれでどうしてもそこを使いたい。そんな時には予備の部屋を借りるという手も考えておきます。また近くに駐車場があって車が止めておけるようであれば、荷物の一部は車にいれておけば少し取り回しは楽になります。

光の入り具合はどうなっているか

次に写真の写り具合にも関係してくる光の入り方です。いざ借りると決めたスタジオが行ってみるとなんとなく暗いとがっかりしてしまいます。ハウススタジオや自然光スタジオの場合は、撮影内容によっては光が降り注ぐ事を想定していることもあります。いいショットを段取り良く撮るためには光の入り具合は大事な要素です。

ロケハンに行く場合には、間取りや方角、周辺の建物の高さを確認しておきましょう。光が部屋に差し込む時間帯は午前中か午後か。窓の大きさによって光の入り具合は変わってきます。

朝日や西日がきついことで晴れて良かったと思っていたのに日差しが強すぎた!という事も起こることがあります。その場合はトレーシングペーパーやレースのカーテンで日差しを遮ります。設備的に緊急対応ができるかも大事なポイントです。

太陽の光がはいらないスタジオの場合は、充分な明るさがあるのか、太陽に変わる照明器具はスタジオにあるのか持ち込みが必要なのかを確認しておきます。いざ到着してみると暗くて写真が撮れないなんてことがないように、スタジオ詳細を確認するか、できればロケハンして準備を進めましょう。

交通の便がどうなっているかは重要

3つ目のポイントは交通手段です。ハウススタジオの交通手段は撮影をスムーズに進めるうえでとても大切です。

まずは予定の通りに現地につくことができるかは当たり前、電車なのかバスなのか、駅からの距離はどのくらいなのかを確認しておきましょう。

早朝から撮影したいのに朝早い交通経路が少ないとか、駅からはタクシーを予定していたにもかかわらず、駅前にタクシーが通らないなどアクシデントが起こった場合の対処を考えておきましょう。

撮影を始めたいのにスタッフがそろわない、クライアントが到着しない、スタッフが持ち帰った商品が届かないなどのトラブルがあるとせっかくの段取りがすべて変わってきます。

食事はどうする?出前かお弁当か、買ってから行くのか

撮影を円滑に進めるにはランチタイムを何時にするかはとても大事。食事の内容も出前ができるのか、はたまた誰かが買出しにいかないといけないのかで段取りが変わってきます。

事前の確認かロケハンで食事をどうするか決めておきます。食事の出前はあるものの飲み物が置いていない、近くに買うところがないハウススタジオもあります。

食後のドリンクがホットからアイスまでそろっている場所もあるので目星をつけているハウススタジオはどちらなのかをしっかり調べましょう。

中には豊富なケータリングのメニューを綺麗にファイルしてあるハウススタジオも。撮影スタッフにとってはありがたいですね。

モデルを使った撮影の時にはおしゃれなランチボックスのケータリングがあると場が和んで撮影がスムーズにいく・・・といった効果も期待できます。

出前も買出しも難しい場合、ハウスタジオに着いてからあわてないように出発前に食事の調達をしておきましょう。

入り時間は何時から可能か、準備やかたずけは利用時間に入るかどうか

ハウススタジオによっては早朝の時間は割り増しがあったりオープンの時間は早くすることができない場所があります。

撮影スケジュールを組む前にスタジオに入る時間は何時からなら大丈夫か、終了時間は何時までなのか、延長は可能かどうか聞いてみましょう。

時間貸しのために撮影終了前に別の予約者が現れた事でやむなく撮影を中断した。そんな事例も耳にします。ゆとりをもった予約の取り方をしておきましょう。

撮影を円滑に進めるのには準備やかたずけの時間はとても大事です。撮っている時間以外は料金に含まれるのか、ハウススタジオ前での待機は大丈夫かなど細かな確認は撮影成功の秘訣です。

まとめ

せっかくロケに行くのであれば事前の準備とロケハンはしっかりとして良い撮影をしたいですね。
ハウススタジオのロケハンの5つのポイントをまとめてみました。
スタジオによってはロケハンを受付しているところとしていないところがあります。まずはネット情報を集めてから候補先には連絡をしてみましょう。

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執筆:森川ゆみ子

日本写真講師協会(JPIO)認定講師/写真家

個人事業主様、企業様の商品イメージの撮影、サロン撮影プロフィール撮影などと並行して企業研修や写真撮影セミナー、撮影に関するコンサルティングを行っている。

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