ハウススタジオ・撮影スタジオ選びの重要な要素の一つが利用料。実はスタジオ利用料以外にも様々な費用が発生します。今回は、ハウススタジオ・撮影スタジオのレンタルに関する主な費用をご紹介します。
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スタジオ利用料は、撮影スタジオやハウススタジオをレンタルする際に支払う料金です。このスタジオ利用料が撮影予算の大きなウェイトを占めています。1時間あたりの料金を表示されていますが、どのスタジオでも独自の最低利用時間が定められているので、最低利用時間も併せて確認することをお忘れなく。
では、スタジオの料金表の一例を見てみましょう。
まず撮影区分ですが、ほとんどのスタジオではスチールとムービーで料金が異なっています。そしてムービー撮影は、スチール撮影の料金よりも高くなる傾向にあるのが特徴です。仮に、スチールをメインにムービーを撮影する場合でも、ムービーの料金が適用されます。
次に料金ですが、上の図ではスチール撮影が1時間で10,000円という設定になっています。
通常、スタジオのウェブサイトに表示されている料金案内には1時間あたりの料金で記載されていることがほとんど。これが営業時間中にレンタルする場合の基本料金となっています。コスプレ撮影など個人利用の多いスタジオでは、個人利用と商用利用の料金設定が違う場合もあります。
続いて最低利用時間とは、予約の受付可能な最低限の利用時間のことを表します。この最低利用時間の設定は2時間や3時間などスタジオによってまちまちです。1時間あたりは手頃な料金でも最低利用時間が4時間以上というスタジオもあります。
最低利用時間が長ければ、その分の利用料も増加します。上の図では、最低利用時間が3時間となっているので最低利用料金は30,000円となっています。
万一、1時間で終了する撮影であれば、スタジオを利用しない時間も料金が発生するのでもったいないですよね。撮影スケジュールと最低利用時間の誤差は事前に確認しておきましょう。またスタジオの料金案内には、最低利用料金が記載されていないことも多いので要注意。最低利用時間をチェックして、試算することをおすすめします。
基本料金以外に、長時間のスタジオレンタルを対象としたパック料金を設けているスタジオもあります。6時間や10時間など時間単位のパック料金の他、1日レンタルや一棟貸しの料金設定で割安になる場合もあります。深夜に利用できるスタジオであれば、深夜割引などを設けている場合もあるので、低予算の撮影におすすめです。
撮影当日に撮影が長引いてしまった。そんなイレギュラーな事態の対応に備えて、スタジオの利用時間を延長できるのかは事前に確認しておくことをおすすめします。次の予約が入っている場合は、引き渡しが必要になるからです。
一方、延長できる場合は延長料金が発生します。料金設定は15分ごとや30分ごと、1時間ごとなどスタジオによって異なります。
尚、予約時間はスタジオから完全撤収するまでとなっており、搬出が遅れてしまえば延長料金が発生してしまいます。そうならないように、搬出時間を踏まえた撮影スケジュールを組むことが大切。撮影終了後はすみやかに片付けをして搬出するように心がけましょう。
またスタジオの利用料は、営業時間内を基本にしているケースが多いので、早朝・深夜や休日には割増料金が発生することもあります。
撮影日のスケジュール変更など諸事情によりキャンセルすることがあるでしょう。予約したスタジオを利用しなかった場合は、キャンセル料が発生します。
キャンセル料が発生するタイミングはスタジオ独自のキャンセルポリシーに基づいています。多くのスタジオでは予約日の10日~7日前からキャンセル料が発生し、予約日の前日や予約当日のキャンセル料はスタジオ利用料金の100%を請求されることが多いです。
注意しておきたいのが仮予約のキャンセル。仮予約は自動的に本予約になるスタジオが多いので、うっかりキャンセル連絡を忘れてキャンセル料を請求されることも。仮予約をしたスタジオを利用する予定がない場合は、早めにキャンセル連絡をしておきましょう。
ハウススタジオや撮影スタジオの利用料金の見方やパック料金、延長料金、キャンセル料などを紹介しました。利用料金の安さや高さだけでなく、その内訳も吟味した上で最適なスタジオを選びたいもの。ハウスタ.comでは様々な料金体系のハウススタジオを紹介しているので、スタジオ選びにぜひご活用ください。
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