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【和室特集】日本の様式美を大切にした東京のハウススタジオ5選  

Posted by staff4 on 2022年7月1日
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伝統的な和室は、日本の伝統文化を表現する上で欠かせない空間。和装とも相性抜群の背景です。そんな和室で撮影するならば、断然ハウススタジオがおすすめです。日本の伝統的な風情を表現するにあたって、まずは和室の基本を押さえておきましょう。

目次

撮影にあたって知っておきたい和室の基礎知識

日本の建築様式は「寝殿造り」「書院造り」「数寄屋造り」の3つに大別できますが、代表的なスタイルは「書院造り」という様式です。書斎としての役目を果たす書院を、住宅の中心に配置しているのが特徴です。シンプルかつ厳かでありながら、調和の美を大切にした造りとなっています。当然のことながら、和室には畳が敷き詰められ、自然光を柔らかく取り込む障子や空間を仕切る襖なども和室を象徴する要素となります。

それ以外に
・床の間:掛け軸や花を飾るスペース
・敷居:障子や襖などの下枠にあたるレール
・鴨居:障子や襖などの上枠にある横木
・長押:柱と柱の間に打ち付けられる横木
・欄間:天井と鴨居の間に設けた開口部
などが設置されていることも特徴です。

このような空間で撮影するには、ハウススタジオを利用するのがおすすめです。次は東京都を中心に、和室のあるスタジオをご紹介します。

書院造の和室を備えた築80年以上の和風建築 昭和の家

・竹ノ塚駅

日光街道からほど近い立地に佇む一軒家ハウススタジオ。1939年(昭和14年)に実業家・平田源七(ひらたげんしち)の住居として建設された洋館付き和風建築が特徴です。2012年には、国の登録文化財に指定されています。

スタジオ内に足を入ると、玄関廻りの見事な格子戸や書院造の和室など、昭和時代にタイムスリップしたような空間が広がっています。庭園には石灯籠や手水鉢が設置してあり、四季折々の植栽を縁側から楽しむことができます。和の風情がありながらも、玄関横にシャンデリアを設置した洋風の応接間もあり、和と洋が混合した昭和のレトロな雰囲気を味わうことができます。

縁側と雪見障子が美しい平屋の日本家屋 アルファスタジオ

・熊野前駅

アルファスタジオは、敷地面積は約320坪、昭和25年建造の平屋一戸建てです。母屋は石畳のアプローチがある日本庭園に囲まれ、庭を借景にした自然光豊かな縁側もあります。床の間付きの和室や二間続き和室、欄間や雪見障子などの造作がノスタルジックな雰囲気を演出しています。

また小さな映画村のように、60年代アパートや事務所、役員室、取調室といったスタジオも完備しており、スチール、ムービーのどちらでも昭和の様々なシーンをまとめて撮影できることも特徴です。スタジオの周辺には荒川土手もあるので、室内の撮影と同時に外ロケも可能です。

主人公や登場人物数人分の住まいの作り込み、回想シーン、再現シーンなど幅広くご利用ください。

どっしりとした佇まいの平屋建て純和風建築 まきのした住宅

築100年ほどの歴史を誇る、200㎡の平屋建て日本家屋です。内装は雪見障子や襖、畳、床の間、縁側がある純和風建築。昭和レトロな家具や小物も充実しており、古民家らしさを演出できます。昭和初期の生活様式を残しつつ、大規模改修を繰り返しているので、昭和初期から現代までの暮らしを多方面から再現できます。

敷地面積は500㎡以上もあり、周囲は塀で囲まれたクローズドな環境です。建屋の周りには植栽が見事な庭の他、畑や物置、蔵、防空壕まで完備しており、裏山のある風景を撮影することも可能。映画やドラマ、CM、PVなど、このスタジオ一カ所で様々な撮影に利用できるのが魅力です。

丸窓のある床の間やしつらえに美意識感じる空間 根津スタジオ

・千駄木駅, 根津駅

根津スタジオは、明治の文豪・幸田露伴の名作「五重塔」ゆかりの地である谷中エリアに佇んでいます。昭和初期に宮大工の手で建てられた日本情緒ある家屋です。

立派な石垣の外構に囲われた敷地は約140坪の広さがあります。建物は、和室5部屋、洋室1部屋、台所、リビング、浴室で構成された木造2階建て。雨戸、障子、襖などが全て木製の純和風で現代建築にはない職人の技と粋が見てとれます。
和室の一部屋には円窓床という床の間の丸窓があり、ほのかに明かりを取り込んで風情満点です。一階の廊下の窓には、池や石畳や石灯篭を設けた庭園の景色が広がり、日本の美意識を余すところなく表現できます。

これまで様々な人気ドラマ作品のロケ地として登場しており、PV、モデル撮影、対談等、あらゆる撮影ができるスタジオです。

黒光りする大黒柱や梁が歴史を物語る古民家 M’s House

・東急田園都市線たまプラーザ駅

最後にご紹介するのは、多摩川から約10㎞離れた横浜市青葉区にあるエムズハウスです。
この建物は登録有形文化財に指定された、江戸末期から当地に続く古民家。広間、中の間、奥の間が3部屋続きの和室をはじめ、離れや土間などの空間もそのまま残しています。60cm巾の梁や大黒柱、黒光りする板戸など、一つひとつに歴史を感じます。家屋の周囲を囲む竹藪や木々も、伝統的な日本家屋を引き立てています。隣家から中が見えることもないので、庭や外廻りでも撮影可能です。

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