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これで解決!自然光ハウススタジオの活用方法

Posted by staff4 on 2022年10月31日
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被写体を美しく引き立ててくれる自然光。ハウススタジオであれば、悪天候でも撮影できます。そこで今回は、種類も豊富な自然光ハウススタジオを活用するための情報をご紹介。自然光での撮影にぜひお役立てください。

目次

自然光って何?

撮影において太陽光のことを自然光といいます。自然現象だからこそ、季節や時間、天候などによって日照時間が変わり、それに伴い光の色や強さも変わるという不安定な側面があります。

一方、ストロボなどの人工光とは違った、美しい写真を撮影できることが自然光の大きな魅力。光の向きに応じて被写体とカメラの位置を調整することで、イメージがガラリと変わります。また光を駆使した明るい写真は、ポジティブな印象を演出できます。晴れた日の自然光は、爽快感や心地よさを表現したいときの強い味方になってくれるのです。

 

そんな自然光を活用した撮影は、屋外ロケだけではありません。自然光を取り込んだハウススタジオは多く、モノ、人物のどちらの撮影でも重宝します。

 

自然光ハウススタジオのメリット・デメリット

首都圏にはハウススタジオが数多くあり、規模や内装などの種類も豊富です。何かと便利なハウススタジオですが、利用する際はメリット・デメリットのどちらも理解しておきましょう。

メリット

ハウススタジオは、リラックスしてくつろぎながら撮影できるのが魅力。自然光の良さを取り入れることができるうえ、屋外と違って通行人もおらずプライベートな空間で撮影できます。室内に差し込む自然光を活用して、ドラマチックに演出できることも自然光ハウススタジオならではのメリットです。

デメリット

 

自然光は生ものなので、さんさんとした強い光は天候や時間、場所が限られています。雨天や曇天では光の質が変わり、スタジオに入る光もやわらかくなります。そのため、雨や曇りの日に、降り注ぐような強い光を表現するにはストロボなどの補助光が必要となってきます。

自然光スタジオを選ぶ際のポイント

ハウススタジオはインテリアや内装にこだわっているので、スタジオ選びの際は内観に注目することが多いでしょう。しかし自然光で写真を撮影する際に、本当に必要な情報は光の入る時間帯。

それというのも、光量は時間帯ごとに変化していくため、まずは窓の位置を確認することが大切なのです。南側の窓は、長時間明るさを保てる一方で北側の窓は日中でも光量が少ないのが特徴。直射日光が入らないため光のコントラストも強くなく、空間全体にやさしい光が回ります。東側の窓は午前中、西側の窓は午後から室内に光が差し込みます。

自然光のイメージは、ホームページのイメージ写真や間取り図で予想できますが、実際の光の入り具合はスタジオに問い合わせる方がよいでしょう。

 

また撮影当日が天候不良の場合に、自然光のイメージを演出するために窓の外からライティングが可能か確認しておくことも重要です。

自然光ハウススタジオの種類

ひとくちに自然光ハウススタジオといっても、数え切れないほどバリエーションが豊富にあります。窓が豊富にあったり、トップライトやガラス張りでどこからでも光が降り注いだりするスタジオの他、庭で屋外撮影をしたり、キッチン付きのスタジオならば自然光で料理撮影ができたり、撮影したい内容に合わせて選ぶのがベスト。そこで主な自然光ハウススタジオの種類を紹介します。

・多面採光

都内のハウススタジオで最も多いのがこのパターン。元々は住居として利用されていた一戸建てハウススタジオをはじめ、マンションやビル内の一室を改装したスタジオでは、二面採光や三面採光になっているのがよく見受けられます。様々な方位に窓があるため、光が差し込む時間も長いのが特徴。内装やインテリアもお部屋のようなおしゃれな雰囲気であるスタジオが多いです。

・ガラス張り

天井から床まで壁面をガラス張りの外装が大きな特徴。スタジオ内に光がさんさんと降り注ぎ、屋外にいるかのような明るさを演出できます。またガラス張りの設計は、シンプルかつミニマルな内装を採用している場合が多く、ラグジュアリーな雰囲気やスタイリッシュなイメージを演出したい撮影にもぴったりです。

・天井からの自然光

大きなガラス屋根や、天窓などのトップライトを採用して天井から自然光が降り注ぐスタジオ設計。室内に上から光が差し込むことで、時間帯に関係なく空間に光が回り、曇天の天候不良な撮影日でもスタジオ内が明るいことが特徴です。ピーカンな日であれば光を活かしたフォトジェニックな雰囲気を演出できます。

・庭、テラス、屋上

庭やテラス、屋上などは屋外での撮影となるので自然光を活かして撮影できます。最近のアウトドアブームでテントやキャンプなどのアウトドアシーンの撮影にもおすすめなのが、庭付きのハウススタジオ。テラスのあるスタジオではガーデニングシーンの演出に役立ちます。都内にはビルの屋上で撮影可能なスタジオがありますが、周辺のビル群を借景に都会的なシーンを撮影できるのが魅力です。

・キッチンスタジオ

 

自然光と相性の良いジャンルのひとつが料理の撮影。窓辺の光を利用するため多くのキッチンスタジオで自然光を取り入れています。

 

自然光ハウススタジオで撮影するコツ

ただ明るくするだけではなく、被写体に様々な表情を与える自然光。撮影の際のちょっとした配慮で自然光を活かした写真を撮影することができます。撮影の位置の決め方から機材のコツまで、自然光ハウススタジオで撮影を成功させるためのコツを調査してみました。

撮影場所を選ぶ

自然光の特徴は方向性をもった「硬い光」なので、光が被写体に直接あたると色も影もくっきりと出ます。だからこそ自然光の差し込む方向を注意しながら被写体の位置を決めましょう。自然光の向きには、被写体の前から光が当たる順光、被写体の横から光がさすサイド光、被写体の後ろから光がさす逆光、斜め上から光がさす遮光などがあります。被写体に当たる光を活用することで、コントラストのある写真を撮影できます。

室内灯を消す

室内灯は蛍光灯やLEDライトといった種類に関わらず、自然光とは色味が異なります。室内灯をつけっぱなしで撮影してしまうと、色が混ざり合うミックス光が発生したり、シャッタースピードに影響を及ぼすフリッカー現象を引き起こしたりするのです。そのため自然光で撮影する場合は、スタジオ内の消灯をおすすめします。

レフ板を使う

被写体の後ろから自然光が当たる逆行で撮影すると人物の顔が暗くなるため、レフ板やカポックなどの反射光を利用するとよいでしょう。また快晴の日にも、レフ板やカポックで自然光を反射させて、強い光を柔らかくする方法もあります。

カーテンを使う

多くのスタジオには、レースカーテンが用意されています。このレースカーテンは自然光を透過して光を和らげるディフューザーの役割を果たします。また、日差しが強すぎるときにも光の強さを調整することができます。

まとめ

時期や天候、時間などによって明るさや表情が全く異なる自然光は、高品質な写真や映像づくりに欠かせない存在。自然光を取り込んだハウススタジオは、シチュエーションも様々なバリエーションがあるので、物撮り、人物撮影のどちらにも活躍することうけあいです。雑誌やカタログ、広告、SNS、テレビ、動画などの撮影規模や予算に応じたスタジオが東京都内には豊富にあります。自然光のハウススタジオ探しには、ハウスタ.comをぜひご活用ください。

自然光を味方につけて最高の撮影を。都内の自然光撮影ハウススタジオ5選

 

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